随筆・語録

 

一、このページは、私が好きな言葉や表現、さらにはメインページの私の一言を載せています。

二、小説その他からの抜粋もありますし、オリジナルの言葉もあります。

三、簡単な説明も付して置きますので、どうぞご覧ください。

 

オリジナル
「意味のないもの?そんなものあるわけないだろう。」 意味というものを、イデア=概念と考えるとイデアのないものというのは、「無」であるから、ないものがあるはずはない。従って、あること、即ち「有」であれば、意味は確実に存在する。『意味がない』などと言っている場合、それはその個人にとって意味を無視してもよいということをいっているだけで、絶対的なレベルでその言葉をいえる権利を持つ人間はいない。
「後悔しない、というのは難しいね。」 「今を有意義に生きる」いうはたやすい。時をさかのぼることはできない。今という時は、今しかなくすぐに過去になってゆく。現在を生きるということに力を注がなくてはならない。
「因果律を超越するものなど、あるわけがない。」 因果律、すなわち、「原因があって結果がある」ということ。火のないところに煙は立たず、然り。無から有は生まれず、然り。前提があって結論がある、然り。無論、人間は不完全だから結果があって、その原因がわからない、或いはそれを見誤るということは常に起こりうるが。
「下手でもなにものかが表現された時点でそれは芸術になる。」 私は、「個=他の人に真似ができない」という条件に、最大の価値を置く。この見地に立った場合、その条件を満たす芸術というものにもはや、上手下手という観念を考える余地はない。
「ダボハゼ。ダボハゼ!ダボハゼ〜♪」 最悶の小説に、ダボハゼという名前で登場した(笑)シチュエーションにぐっときたのでテンションがあがっていたようである。
「言葉は顕名しないと意味をなさない。」 言葉は、力のあるもの。ペンは剣より強し。他人を、喜ばせもすれば傷つけもする。いわんや、視覚を通じて相手に明確に伝わる活字の場合をや。従って、自分の発する言葉には責任を持たねばならない。
「要は、どこまで自分の感覚を信じられるか、だ。」 自分が、「真・善・美」と信じるものがある。世界に主体が一つしかないなら、それは真理となる。対して、それと異なる真理を出してくるものがいる。相対化によってそれは真理でなく、感覚となる。信じるということはそれを正しいと思うということです。
「愛、だね。愛。」 誰か、或いは何かを愛することというのは、なんとまたとなく、すばらしいことか。
「愛は、理由ではない。だからこそ、すばらしい。」 愛は、「ただそこにある」ということが重要だ。もうそのレベルでは、「なぜ?どうして?」と、原因や経緯を問うのは、野暮なのではないだろうか?
「厳密な意味では、同じものなど何一つない。」 想像して欲しい。この世に一つとして、同じものが存在するだろうか?普段、同じものだと認識しているものでも差異は確実に存在する。要は、差異のレベルが、無視していいものか、そうではないかだ。それ故、個性は絶対的なものとなる。
「何かを得る、ということは何かを失うということだ。」 まず、人間には時間・資源が有限。対して、それを傾ける対象は人間にとっては無限に近い。従って必然的にあるものを選択すれば、選ばれないものは切り捨てられる。趣味、然り。交友関係、然り。知識、然り。これによって、個性がうまれるわけだが。でも、寂しいね。どんなパラレルワールドがあったか。
「同じ前提からは同じ結論が導出される。」 論理学の根本定理。厳密には、同じ前提というものはありえないが、ある程度前提が同じ場合、同じ結論が必然的に導かれる。結論が違ってくる場合は、推論というものが間違っている可能性が高い。
「動かない。そのことを貴重と感じるようになった。」 人は、必然的に動いていく。然り。確かに、太宰治の人間失格でいうように『全てのものは、過ぎ去ってゆく』というのは、ある意味で真理だ。だが、客観的な「動いている、いや動かざるを得ない」という事実より、主観的な「自分は動いていない」という確信をこそ、信じたい。そして、限られた人生の中で信じることによって新たな意味を内包することが出来る。
「本能。さもしいし、恐ろしいね。」 人間には、様々な本能がある。この物質的には豊かな日本では生存本能が試されることはほとんどない。代わりに、
「抽象の海につかるほうがよい場合も、ある。」  
「全ては基準かもしれない。」  
「線引きは、無限にある。」  
「考えろ。もっとね。」  
「効率的ではないからこそ、意味が生まれるのではないだろうか?」  
「終わるものがあれば始まるものがある」  
「いつでも罵って欲しいと思っている。多分、それが俺の欠点だろうから。」  
「全ての人とうまく、なんてのは幻想だ。中には、価値のない人もいるから。」  
「何よりも求められるものは、倫理だ。」  
「俺は、甘いか。でも、やってみないとわからない。つまり、俺の本領が試される。それが生き急ぐことになろうとも。」  
「万人の万人に対する闘争。然り。だからこそ、純粋な倫理が欲しい。」  
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

 

 

 

 

 

他からの利用
「人は、信じることによってのみ救われる。」 イエス・キリストが言ったとされる言葉。「信じる」とは、この場合神の存在をだが。信じる、という行為はすばらしいものですね。
「誰がために鐘は鳴る。」 アーネスト・ヘミングウェーの代表作のタイトル。この文学的な響きが好き。俺のために鐘はなるのかね?
「人は、変わる。情報は絶対に、変わらない。」 『バカの壁』から。著者は、現在は「人が変わらない、情報が変わってゆく。」との逆転の風潮が出来ていると指摘している。なるほど、そうかもしれんね。確かに、情報はそれっきりで動くことはないし、人間も自己同一性を保持している、という点では、変わらないが。日々、流転していく存在と考える方が自然である。
「眼というのは不思議なもので同じ認識の高さでうろついている視線というものは一度合すると底まで同時に貫き合うのだ。」  横光利一『機械』より。なるほど、確かにアイコンタクトや目配せのように、言葉を発することなしに意を伝えるということはあるね。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

 

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